総所有コスト(TCO)

Tco 新規でサーバを購入する場合の必要コストをご存知の方は、意外と少ないかもしれません。実際は、ハードウェアの購入費用は総所有コスト(TCO: Total Cost of Ownership)の10%程度を占めるに過ぎません。

サーバ・ハードウェアを有効活用するために必要なコストの内訳は、以下のとおりです。



  • サーバ・ハードウェア(10%):サーバ費用(購買と品質保証に関連する経費)はTCOの10%に該当します。KVHはベンダーやパートナーメーカーとの協力により高品質の機器を低価格で入手し、サーバ費用の削減に努めています。標準化によってサーバの価格を抑えることは可能ですが、サーバ・ハードウェアのコストはTCOの1つの要素に過ぎません。

  • 電力(10%):一般的に最新のサーバが生涯消費する電力の経費は、購入価格に匹敵します。KVHでは、サーバオペレータとデータセンターのエンジニアが連携して最新技術による冷却や配電、および負荷管理を実施しており、電力コストの低減に努めています。

  • ネットワーク(15%): サーバの処理能力を最大限に発揮させるには、社外、データ・ストレージ・システム、別のサーバとの高速な接続が不可欠となります。 スイッチ、ルータおよびケーブルを含むネットワーク機器にはすべて経費がかかり、定期的な保守と専門家による管理を必要とします。 高速接続の費用はサーバ自体の価格を上回る場合もあります。

  • 人件費(30%):最大のコスト要素は、専門スキルを持つエキスパートやエンジニア、サービスデスク、サポートスタッフ、コンサルタントなどにかかる人件費です。KVH のITプラットフォームは、アグリゲーションと自動化により人件費を削減し、規模の経済性を実現します。

  • ソフトウェア・ライセンスと管理ツール(10%):ソフトウェア・ライセンスは、ハードウェア自体のコストを上回る場合があります。KVHは、ライセンス利用を遵守すると同時に、性能の測定や可用性の確保のための優れたツールを用意しています。

  • ファイアウォールと負荷分散装置(10%):安全で堅牢なアクセスを保証するには、高性能なファイアウォールと、外部ネットワークからのアクセス要求を分散させるロードバランサーが必要です。

  • ファシリティ(5%):堅牢なサーバ運用環境には、設備、機械・電気などのインフラと冷却装置が必要です。

  • ネットワーク・データ・ストレージ(10%):多くのサーバでは、ネットワークを経由したストレージへのアクセスが必要です。また、高性能なシステムを監視するために、専門スタッフによる管理も必要となります。